なんでもないことやイベントのお知らせ。
ちいちゃな猫天使・1
2015-09-17 (木) | 編集 |
このたび長らくご依頼の受付を休止することになった経緯を
ざっくりとまとめたのでお伝えしようと思います。


*************

今年2月、ある団体さんによって保護されていた仔猫を
トライアル期間を経てうちに迎え入れることになりました。
女のコで、「杏(あんず)」という名前をつけました。

そろそろ発情が来てもおかしくない月齢だったので
動物病院で体重と体格を見てもらい、
OKが出たので避妊手術をお願いしました。
その後元気になったらブログなどで皆様にお披露目する予定でした。

ところが術後1週間、10日と経っても、
以前のように遊ぶ様子は一向に見られませんでした。
手術前は本当によく遊んでいたので少しおかしいな…と思いつつも、
食欲などそれ以外のことはそれまで通りだったのと、
2週間後に抜糸に連れて行ったときに
先生(獣医師)に相談はしてみましたが
傷もきれいに塞がっているし問題は見られないとのことで
私たちもそのうち元気に遊ぶようになるだろうと思っていました。

しかし今度はごはんを食べる量がだんだんと減っていき
数日後には一口も食べなくなってしまいました。
同じカリカリをずっとあげていたので好みが変わったかもしれないと
他のカリカリやウェットフード、手作り食などいろいろ試してみたら
いくつか食べてくれたものがあったので
それらを積極的に用意していましたが
全体の摂取量は減っており心配していました。


それから少しして後肢にややふらつきが見られるようになり
体重を量ってみると手術時点より大きく減っていたので
慌てて病院へ連れて行きました。
しかしそのときは原因の特定には至らず、
高栄養の療養食を与えながら
少し様子を見ましょうということになりました。

3日後、今度は左目の下半分に
黒っぽいモヤのようなものが見られるようになりました。
そこでまた病院へ連れていくと、先生が目を覗きこんで「これは…」と
言葉を一瞬詰まらせて、それからこう仰いました。

「猫伝染性腹膜炎の可能性があります。」

それを聞いた瞬間頭が真っ白になり、直後ハンマーで殴られたような、
脳天から足元までしびれるような、そんなショックを受けました。
猫伝染性腹膜炎(FIP)については
下記サイトが分かりやすいかもしれません。
「All Aboutネコ腸コロナウイルスと抗体価検査 ネコ伝染性腹膜炎=FIP」


目の異常は「ブドウ膜」に炎症が起きているということでした。
ふらつきなどの神経症状に加えてブドウ膜炎があることや
それまでの食欲不振、体重減少となると、
疑うべきはFIPドライタイプだということです。

FIPは対症療法しかないこと、
また、本当にFIPであるかを確認するために
他の病気である可能性を排除するには当然検査が必要で、
それは杏の負担があまりに大き過ぎるので
私たちは症状を緩和しつつ
少しでも杏が楽に快適に過ごせるよう尽力する、
それが唯一の道だと判断しました。

その後3日ほどは泣いて泣いて過ごし、
それから目の前の杏の一瞬一瞬に向き合っていこうと決めました。


(続く)


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